たりぃさんの山旅

山旅を愛するたりぃさんが超軽量の道具とデジタルガジェットを使って奥深い山域を旅します

甲斐駒ケ岳キャンプ登山⑧仙丈ヶ岳を目指して

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さて、足早に甲斐駒ケ岳からの下山を開始。今日は走って仙丈ケ岳まで往復する計画です。黒戸尾根では全く見かけなかったトレイルランナーも、ここでは少し見かけました。
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しかし、う回路と言えど急で白い岩だらけの道を慎重に進みます。それに、バスで来た団体グループが連なっていて、そもそも交互にしか行けない道をゆっくり行きます。
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結構固い砂地と、柔らかい砂が交互にやってきて、さらに狭いう回路。まったく走るどころのペースではありません。
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う回路から見た、岩場を直登するコース。結構大きな岩場です。
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う回路もかなり大きな岩場が沢山あります。こういう狭くて急な場所ではすれ違いができる訳がなく、この後、ずーっと渋滞の中を進みます。いや、進めません。どんどん暑くなり、水が減ってきました。ここでは10-20人のパーティになると船頭が声をかけるかどうかで渋滞が変わることに気がつきました。「ゆっくり行くからどんどん行ってね〜」と声を出しているグループはマイペースで登って、相互に行き違いが出来ているけど、むしろありがとうとか登り優先とか言って急いで登ろうとしているのがグループは団子になってすれ違えなくなっていた。これはトレランのパーティでも同じで、無理して譲ったり譲られたりするよりも、頻繁に会話しながらゆるゆるとゆっくり交互に行く方が効率がいいですね。そしてすれ違う瞬間は可能な限りゆっくり行くのが大事です。

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そんな感じで快晴で暑い中、ゆるゆるとゆっくり下り、駒津峰から仙水峠まで下ると、平坦で走れるのか?と期待していたが、ご覧のとおりの岩場。まったく平地がありません。ただでさえ暑いのに日陰もありません。しかも走れるかどうか以前に、道がどこだかわかりません。さらに結構な数の浮石があり、歩くだけでも危険です。ここは予想以上に疲れました。
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しばし我慢して下ると、このような快適な道になり、やっと走れるようになりました。そして間もなく仙水小屋へ到着。もうかなり昼近いし、暑いし、疲れましたよ。
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しかし、湧きたての清流が心を癒してくれます。この湧き水の川は、冷たさ3度ぐらい!超冷たくて気持ちいい!!冷水は山のオアシスですねえ。

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美しい水源が続く。ここは唯一道幅も広くて快適に走れた区間でした。

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気持ちよく走っていると、間もなく長衛小屋キャンプ場へ到着。ここは足の踏み場もない程のテントでにぎわっていました。たしかシャワーがあるんですよね。妻と来るならここかな。

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ちょうど11時頃で、お腹がペコペコだったので、長衛小屋のキレイな食堂でランチにしました!息子がカルボナーラうどんと黒カリーライス、私が麻婆丼。しかし、黒カリーライスはスパイシーな大人味で、息子は食べられず、私が平らげました。もう一品追加して、2人とも2人前をペロリ。滝汗だし、疲れたし、どれも山の上とは思えないおいしさでした。その後、冷凍のQooを仕入れて出発。

 

しかしもう昼過ぎだし、暑いし、これから仙丈ヶ岳を往復するのはキツイし、また走れない道だとすると夕暮れまでかキャンプ場に戻れないリスクが高まる。そこで今回は北沢峠を折り返し地点にし、双児山に登って再び甲斐駒ヶ岳に戻る事にしました。この後はしばらく狭い樹林帯を進みます。そして甲斐駒ケ岳を踏んで北沢峠に帰ってくる登山者とたくさんすれ違います。そうすると「あれ?さっきみた親子?!」「あれ?また登るの?!」とよく声をかけられました。似てる顔と装備の親子で、軽量トレラン装備、そして膝に緑のテープをしていたのでよく覚えていたそうです。沢山の人に思いがけず声をかけていただきありがとうございました。お陰で暑くて疲れていたけど励みになりました。

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ここは、甲斐駒ヶ岳への直登入口がある、六万石近くの分岐を示す赤い矢印があります。この後、この巨大な岩に取り付きますが、少し手首に違和感があり、75%程度しか握力がない感覚だったので、少し戻って迂回路を進みました。息子はやる気満々だったけど、落ちたらヘルメットが無いと危ないレベルだったので、迷わず迂回路を選択しました。あの谷川岳の西黒尾根よりも斜度がきつく感じましたね。
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迂回路の岩場にポチッと咲いていた花。あまりに暑くて休んだ岩場の陰から。しばし心を癒してもらい頂上に向けていざ再出発。暑い砂地を耐えながら登ります。もう、登山者はほとんどいません。すでに16:00過ぎ。天候が急変してもおかしくない時刻です。
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2回目の甲斐駒ケ岳はもう誰もいなかった。それにしても暑い。手短に写真を撮った後、下ろうと思って道を間違える。危ない。少し戻って左手に降りるのが正しかった。息子が結構覚えていた。僕は疲労で思い出せなかった。

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気持ちのいい景色の中を足早に下ります。(これは早朝登りの写真です。雰囲気は同じです)
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垂直岩場は、登るときは怖かったけど、下りは知っていたためか、それほど怖さを感じなかった。今日は夕暮れまでずっと快晴でした。これ以上ない天気。それにしてもこの岩、すごかったですよ。神が差し込んだとしか思えない岩です。

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木々が生い茂るキャンプ場に戻ってきました!

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さあ、ダブル甲斐駒ケ岳を達成した後は、やっぱりこれ!アマノフーズの親子丼!!1番のパワーフードです!いただきます!僕はこれに、GSI Outdoorsのスパイスミサイルに仕込んできた、薬研堀一味唐辛子花椒パウダー、ガーリックパウダーとドライシャンツアイ(香菜、パクチーコリアンダーの別名)、柚子皮パウダーと藻塩をトッピング!これでスパイシー親子丼に早変わり!!!これは激うまです!!! 

GSI Outdoors Spice Missile

GSI Outdoors Spice Missile

 

これはですね、数々試したスパイスケースの中で唯一使い倒している一品です。一段の真ん中に仕切りがあり、2種類のスパイスを格納して、一振りで同時に振りかける事が可能なので、辛いものシリーズと、スパイシーなシリーズと、和風シリーズなどに分けて入れておくと、わずか一振りでブレンドスパイスが出せてしまう優れものなのです。そして6種類も楽しめます。息子には和風シリーズのゆず皮パウダー&藻塩を振ってあげて、私は自分用に残りの辛い&スパイシーの2シリーズも全部振ります。穴の大きさも3種類あって、大1/中1/小2を好きなところにセットできるようになっています。これは便利過ぎて自宅でも使っているし、出張に行ったときやBBQパーティーの時もポケットに入れて持参しています。

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このように大好きなスパイスを入れて、振りかけた時の香りと味わいを想像して時々一人でニヤニヤしてます。実はもう一本買い足そうかと思っているんです。そうすると、大好きなピンクペッパーとか、パジルとかイタリアンパセリとかも持っていけるんですよ。

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1日目と違ってガラガラになったキャンプ場で、七丈小屋の南アルプス天然水で冷やしたビールをいただきます。美味いんですわ。地べたも実に気持ちいい。私、本当に満面の笑みです。やり切った感とともに、2,200mでのビールが最高においしかったです!

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ビールを買いに小屋まで行くのに、普通に急な山道を約5分。水を汲むにも5分、トイレに行くにも5分。しかし、途中にはこんな絶景が広がっているんです。まるで神々が住んでいると信じてしまうような絶景。毎回立ち止まって、息子とため息をつきながら、色がだんだんと赤くなってくる絶壁と夕日を眺める。贅沢な時間。
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富士山方面には、少し怪しい雲が立ち上ってきたけど、今夜も雨が降ることはなく快晴だった。実にワイルドな雲だった。心地よい風とともに夜は更けていきます。おやすみなさい。

 

次回は名残惜しいですが、いよいよあの黒戸尾根の急登を下山します。

tullysuzuki.hatenablog.com甲斐駒ヶ岳キャンプ登山の先頭記事はこちらからどうぞ。

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